服部信明茅ヶ崎市長 逝去をいたみ

服部信明茅ヶ崎市長が逝去されました。突然の悲報に接し、ただ驚くばかりです。

2003年4月、茅ヶ崎市の新市長となった服部信明氏は、「民の力」を活かしてまちづくりを進めることで、厳しい時代をのりきり、そのための仕組みづくり、市民と行政の「共働」を宣言されました。

「一緒に考え、共に行動する」を実践されてこられた服部市長が、あまりにも早く旅立たれて残念でなりません。心よりご冥福をお祈り申しあげます。

服部信明市長と市民活動団体との懇談会

さる7月18日午後6時から市民活動サポートセンターで市長と市民活動団体との懇話会を開催しました。出席した11分野、55市民活動団体の代表は1分間のリレースピーチで活動を紹介し、提言や熱い思いを市長に直接アピールしました。この会場の熱気に市長は一言、「すごい」とストレートに感動を表現。懇話会には約160名の人々が参加しました。

意見交換の中で、服部市長は「行政で補いきれないところは皆さんに助けて欲しい。皆さんの力や知恵を是非お貸しいただきたい」ときわめて率直に協力を要請されました。同時に行政側の取り組み姿勢については、市民の皆さんと「共働」していくという職員の意識への徹底を図ってゆきたいと、決意を述べられました。

市長は「今日この場でみなさんの声を聞き、心強く思い、頑張ろうという気持ちを強くした。市民の皆様からの一層の協力をいただきたい」と今後の行政への協力を繰り返し要請されました。出席された方々も茅ヶ崎市の進むべき方向を共に共有できたように感じられたようです。

News Letter Chigasaki さぽせん 第2号2003年8月1日発行より 抜粋

2018年10月4日

認定特定非営利活動法人NPOサポートちがさき

代表理事 益永律子